都内の古城址について
( 東京23区内他 )
都内にも多くの古城址があったのですが、激しい都市化の波にさらされて、その遺構などは地 形ごと破壊されてしまった城址も少なくないのです。そんな中にあって、幸運にも遺構の残って いる古城址をはじめとして主なものを紹介したいと思います。
○ 近年になっての発掘調査等により遺構の確認されたもの △ 遺構と推測できるような切り通しや塚などの地形の見られるもの ○ 石碑や説明板などの何らかの表示のあるもの ● 周囲の地形が比較的よく残っているもの ● 城地が寺社の境内や公園になっていて立ち入りの容易なもの ・・・なお、これらの識別は多分に私的判断で付けたものです・・・ 用 語 の 説 明土塁・・・防御のため城の周囲に土を高く盛った帯状の段丘、普通はその外側に堀をめぐら す為、より堅固な構えとなり、都内の城址のように平地の城に多く見られる。 空堀・・・尾根や台地の端に城がある場合、地続きの台地を遮断するために人工の谷を掘っ たもの、丘陵地の城によく見られる。 縄張り・・上記の土塁や堀、館、等の位置、また城の平面的なかたち。
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