2025年 9月28日(日) 映画「ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男」


半月ぶりの上京から帰宅した翌日。
金沢に行くついでに映画? 映画を観に行くついでに金沢?

北陸地方で唯一、上映している金沢で映画を鑑賞してきました。

【映画「ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男」】



前半はキャヴァーン・クラヴでビートルズを観てからデビューに至るまで、ほぼブライアン・エプスタインの著書「ビートルズ神話 エプスタイン回想録」に沿って描いたように思いました。
そのためかブライアンがビートルズと出会う前、レコード部門を任される前、MEMSに入社する前の成長期の描写が全くありませんでした。
そのため礼拝する姿からブライアンが歴史的に迫害され続けたユダヤ人であること。
演劇の道を志すも、ようやくNEMSに入社し落ち着いた状況であることなど私がもし予備知識無しにもし観ているならば、私にはさっぱりわからなかったと思います。
更にゲイ、同性愛者であることも後半にならないと直接的にはわからない映画だと思いました。

驚かされたのはブライアンがキャヴァーン・クラヴに向かう街並み、階段を降り入店するまでの描写。
ボーイズが革ジャン姿で"Some Other Guy"を演奏する光景。
そして熱狂する観客。
このように盛り上がるコンサート、ライヴ、もちろんライヴハウスでも私が経験したことは数回位で驚きの光景。
革ジャンからスーツに着替え、メンバーチェンジを経てプロになっていく彼ら。
ボーイズの4人を演じた役者の日常の喋り口調や容姿がかなり似ていることにも驚かせられました。

世界をツアーするボーイズ、そしてマージービートのミュージシャン達のマネージメントなどに多忙な日々。
愛するボーイズに迫る危機から守る重圧。
更にツアーを止めるボーイズ。
今でいうボーイズ・ラヴの相手に騙され続けるブライアン。

2024年頃からお茶の間のテレビ・ドラマに同性愛が描かれるようになり、そのようなゲイ・レズなドラマは絶対に観ない、観たくないので、後半になるつれ、そのような描写の連続でうんざりしていましたが、それがブライアンの人生だったのでしょう。
やはりボーイズとブライアンのことを知っているファンを対象にした映画でした。ボーイズとブライアンのことを知っているファンを対象にした映画でした。

良かったのはシラ・ブラックとの関係、友情?が温かく描写されていること。
そして部下であるアリステア・テイラーとの描写でしょうか。

The beatles好きならば1994年頃に上映された映画「バックビート」の続編として楽しめる映画かもしれません。




帰宅し食べた きんつば 美味しいです。



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